イギリスのパブ:ブラパブ日記1 : Waxy’s Little Sister

  • 佐久間のブラパブ日記 始動!!

パブが大好きな私、佐久間。お酒が好きだからと言うのは大前提ですが、パブの雰囲気や、そのパブの歴史などに触れると、そこは特別な時間が流れる空間に早変わり。
そんな体験を皆様にもして頂きたく、僕らしい企画を開始。
渡英の際は、観光や買い物だけでなく、フッと一息つけるパブでの一時もお楽しみください。

名前の由来は『Wax』、そしてLittle Sisterの意味は?

Waxと聞くと「蝋」をイメージする方が多いはず。答えはその通り、18世紀のアイルランド人蝋職人O’Connerさんの愛称「Waxy O’Conner」が元になっていると言われています。
実は今回訪れたパブの近くにその名の通り『Waxy O’conner』と言うパブがあり、その姉妹店と言う意味合いで『Waxy’s Little Sister』と言う名前になったらしい。

という事で、このパブはなんとアイリッシュパブ。
訪れたのは日曜日の13:00頃。レスタースクエア周辺のパブは何処も混み始めていたので、何度か訪れたことのあるこちらのパブへ。するとパブは誰一人お客様はおらず。落ち着く~~~。
午前中の雨も止み、寒くなかったので外の席でグビグビっと。
チャイナタウンの提灯が「赤提灯」に見えてくる(のは僕だけ)

さて内装は

お代わりを買いに行くと(昼から空腹に2杯目!)ボチボチおじ様方が集まり始める。

ウッドを基調とした落ち着きのある内装で、カウンターひとつにも歴史を感じる。
そんな中、天井のデザインとステンドグラスがビクトリア時代の華やかさを醸し出し僕のハートにズキュンと来る大好きなパブの一つ。

ふと見ると、奥の暖炉には火が灯され、季節の移り変わりをパブからは感じることが出来る次第。

寒くなったら暖炉の脇に座れるね。

今回はビールの写真はすっかり忘れたけど、アイリッシュパブなので是非「ギネスビール」にチャレンジして頂きたい。
そして、このパブで有名なのは「アイリッシュコーヒー」。アイリッシュウィスキーが注がれたコーヒーを、寒いロンドンの風に吹かれながら帰る前に、体を温めてから帰路に就く。
パブにはそんな楽しみ方もあるんです。

場所の紹介

レスタースクエアとチャイナタウンの間。角にある赤い色の建物が目印。

【Waxy’s Little Sister】
20 Wardour St, London
W1D 6QG