ロンドンのフリーニュースペーパー

今やニュースはネットで読み取る時代。
日本では電車の中で新聞を広げて読んでいる人、居ないですよね。
しかしここロンドンでは意外や意外、まだ新聞族がいるんです。

街で配っている無料の新聞。貰って損はないですよ。

ロンドンで平日の朝と夕に配られる無料の新聞。

日本では基本的に新聞は買うもの。
勿論ここイギリスでも同じですが、ロンドンの街中では朝と夕方に無料の新聞が配られます。
朝は「Metro」、夜は「Evening Standard」
基本的には地下鉄や鉄道の駅に置いてあります。

〈こんな感じで。場所によっては人が手渡しで配っているところも〉

今はリモートワークが増えたので、結構余っているところもチラホラ。
それでも未だに公共交通機関の車両では新聞を読んでいる人を結構目にします。
(まあ、ロンドンの地下鉄は未だネット環境が整備されておらず、携帯が繋がらないからね)

そんなフリーニュースペーパーですが、結構情報量は多く、政治経済・ゴシップ・映画や劇場情報やスポーツ。更には不動産情報や今話題のカフェやレストラン・ショップの紹介もあったりと、馬鹿にできない内容。

是非旅行の際は、一つ手に取り現地に住んでいるかのように新聞を広げてみては?
自分が旅行していた時の記念にも(荷物になるだけだけど・・・)

そんな無料新聞紙。旅行時の便利な活用法をご紹介。

使い勝手のいい無料新聞

以前、海外旅行から帰った友人から、現地の新聞に包まれたお土産を貰って「ちょっと粋!」なんて思った昭和生まれ。逆に今は新鮮かも。
英字新聞でちょっとラッピングしてリボン付けるだけで、海外からのお土産っぽさを演出できるかも。(と思う昭和生まれ)

そして何よりお勧めは、お土産で買ったジャムや調味料などの瓶もの。更にはマグカップやグラスなどの陶器やガラス。マーケットやお店によっては箱入りでないものも多いはず。

そんな品物をスーツケースに入れる際のクッション用として、自分は頻繁にお世話になっています。

この無料新聞紙で巻き付けて保護したり、割れ物の周辺にクッション材として、くしゃくしゃに丸めた新聞紙で囲って保護したりと、意外な活用法として重宝している一品。おかげでスーツケースの中で破損する経験は今の所ゼロ!まあ、それでも心配なものは靴下やTシャツで保護していますが。
なお、世の中絶対はないので、新聞で保護して破損しても、そこは自己責任で(笑)

無料新聞の行く末

電車やバスの中でこの無料新聞を読む人たち。
勿論、そのまま手に持って、あるいはバックに仕舞って持っていく人もいるけど、結構な率でそのまま座席などにポイッの確率高し。
自分の地元の駅はちょうど地下鉄の終点駅なので、みんなが下りた後の清掃員が片手にマジックハンドみたいな棒、片手にごみ袋を持って、置き去りのごみや新聞紙をかたずけている姿をよく目にする。
なので、みんなごみ箱までもっていけよ~、って思うけど、時には置き去りになった新聞を拾って、別の人が読んだりなんて姿も見るので、世の中は旨く回っているんだなと、勝手に自分で解釈して納得している次第(笑)

余談ばかりになりましたが、是非無料新聞に手を伸ばしてみてくださいね。